ChatGPT-4oでデータ分析してみた
こんにちは。開発 2 部の箕浦です。
GPT-4oがリリースされてから3週間程たちますが、
今まで有料ユーザーしか使えなかった機能が、制限付きで無料ユーザーにも解放されており、より便利になっています。
無料ユーザーでも利用可能になっているいくつかの機能のうち、今回はデータ分析機能 を試してみました。
試しにAWSの毎月のサービス利用料の内訳のcsvファイルをAWSのCost Explorerコンソールからダウンロードします。
csvファイルの中身は以下のようになっています。
こちらをChatGPTにアップロードしてみます。
ファイルをアップロードするには、プロンプトを入力するボックスの左のアイコンをクリックし、
「コンピューターからアップロードする」を選択します。
csvファイルをアップロードすると読み込んでくれました。
では、ChatGPTに分析をお願いしてみます。
このデータについて分析してください
ざっくりお願いしたのですが、もう少し細かく指示を出せば、詳細な分析もしてくれそうです。
しっかり分析してくれて、考察まで出してくれています。
今度はグラフを作成してもらいます。
月々の各サービスのコストの変化をグラフにしてください
日本語のフォントは文字化けしていますがこちらは、 Google Fonts( https://fonts.google.com/) などで日本語のTTFファイルをダウンロードしてChatGPTにアップロードすれば解消できるようです(今回は試してません)
別のグラフもお願いしてみます。
5月におけるサービスの利用料の内訳を円グラフにしてください
こちらも文字が潰れてしまっているところもあるみたいです。
指示の仕方を工夫すれば、そこそこ使えるグラフも作ってくれそうです。
画像もダウンロードできるようなので、資料作成の際は 検討してみてもいいかもしれません。
ChatGPTが4o(omni)になってから、かなり高性能になっており、無料ユーザーでも利用できる範囲が広がりました。
利用回数に制限があるので、限度に達したら、数時間おく必要がありますが、非常に便利なツールとなっています。
他にも便利な使い方あれば、紹介していきたいと思います。