合同研修の振り返り
7 月より開発2部1課に配属されました、大野です。よろしくお願いいたします。
3 か月間の外部研修が終了いたしましたので、その具体的な内容と自身の成長や学びについてお話していきます。
外部研修の概要
研修は 4 月から6月までの3か月間ございました。
初めの一週間は社会人スキルやセキュリティに関して学び、その後は HTML/CSS や Oracle、Java、Spring などの講義を経て、個人開発演習やチーム開発演習に臨みました。
社会人スキルに関する講義
話題の『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著)に関することや、名刺交換、敬語の使い方、電話対応など、社会人として必要な技能に関して学びました。以下にそれらの具体的な内容を掲載します。\
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『7つの習慣』:物事を重要度と緊急度の2軸もマトリクスでとらえ、緊急でないが重要度が高い(自学自習や運動など)ことをする時間を増やすことが大切などということを学びました。
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名刺交換:他の受講生の方々と名刺交換のシミュレーションを何度も繰り返し、名刺交換の仕方を体に染み込ませました。
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敬語の使い方:丁寧語、尊敬語、謙譲語などの基本的な言葉遣いを覚えました。
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電話対応:様々なシチュエーションで、電話の「受け手」と「かけ手」に別れ電話の応対の練習をしました。
社会人になりたてで、上司の方やお客様とどの様に接すればよいのか分からない状態で、不安を抱えておりました。
しかし、社会人としての立ち振る舞いを学ぶことで、そのような不安が解消されました。
また、学生から社会人になったという自覚ができるようにもなりました。
IT 技術に関する講義
先ほども挙げさせていただいたように、この講義では HTML/CSS や Oracle、Java、Spring などを主に、開発現場で使用される言語や技術の使い方について関して、基礎的な内容を学習しました。
私自身、(入社前研修で Linax や SQL に関して、Python に触れていましたが)プログラミング経験がほとんどなく、講義が進むスピードも早いので、講義についていくのに必死でした。そのため、わからない部分が講義が終わるたびに出現し、そのたびにサポーターの方に何度も質問をしました。わからないことだらけで何度も挫けそうになりましたが、サポーターの方のサポートのおかげで大きく成長することができ、他の受講生の方々にコードの書き方を教えられるまでに成長することができました。
この講義では、ただ単にコードの書き方などを学ぶだけでなく、分からないことを放置せず質問することの大切さも学ぶことができました。
個人開発演習
これまで学んできた IT 技術(主に Spring)を用いて「社員管理システム」の改修を行いました。
具体的な内容としては、まず要件定義書やフォルダとファイルの構成を確認し、それを基に機能を追加していくというものです。
この演習で学んだことは、計画を立てながら作業を進めることの大切さです。個人開発演習は5日間しか期間がなく、のんびりと開発していると納期に間に合わなくなってしまいます。そのためいつまでにどこまで作業を完了させるのかを予め具体的に決めておき、作業を進めました。その結果、納期よりも 2 日間程早く作業を完了させることができ、追加機能を実装できる程の余裕ができました。今後も、実際に現場で作業する際も綿密に計画を立てて作業していきます。
チーム開発演習
最後の 1 か月間はランダムに5人のチームを組み、「ショッピングサイト」の改修をする開発演習に取り組みました。
具体的な内容としましては、まず初めに役割分担(リーダーや課題管理者、品質管理者など)をし、要件定義書などを読みこみ、追加するオリジナル機能や画面の構成などを決めました。その後は、チームで決めた内容に基づき、要件定義書や設計書などに項目を追加し、開発に取り掛かりました。開発が完了すると、テスト仕様書の作成やデバックに取り組みました。
この演習で学んだことは、コミュニケーションをこまめにとることの大切さです。この演習では、Git を用いて開発を行っていたのですが、誰がどの作業を行っていたのか把握していなかったことで、チームメンバーのコードをマージする際に競合が発生することがありました。しかし、コーディングをする前にどのファイルを編集するのかを事前にメンバーに共有することで、競合が発生することがなくなりました。また、誰がどこまで作業が進んでいるか、課題は何かなどを共有することで、円滑に開発を行うこともできました。
終わりに
3 か月間で多くのことを学び、エンジニアとして、そして社会人として大きく成長することができました。\また、ここまで成長することができたのは、講生 50 名という大所帯の中、受講生一人ひとりに真摯に向き合いサポートしていただいたサポーターの方々、そして気さくに接してくれた受講生の方々のおかげだと感じています。今後も、この研修で学んだことを忘れず、仲間を大切にし、プロとして活躍できるよう励んでまいります。
ここまで読んでいいただき、ありがとうございました。これから研修を受ける予定の新入社員の方などの参考になれば幸いです。