新人研修の振り返り
開発二部 坂口です。
私は入社2年目で年が近いということもあり、新入社員教育のお手伝いをさせて頂く機会がありました。
その中で、研修当時の事を思い出したので、今回はそんな研修の内容や感想を記載していこうと思います。
新人研修の概要
研修は大きく分けて2つあります。
入社前研修: 内定後、入社前に任意参加で先輩社員から、3カ月ほどプログラムや仕事の仕方について学びます。
新人研修: 入社後、社内の研修制度としてOFF-JT(東京ITスクール)にて社会人マナーやプログラムについて学びます。 東京ITスクール
OFF-JTの一連の流れ
OFF-JTは入社後4月~6月末までの3ヶ月間で行いました。
研修の最初の約1週間は社会人マナーを学びます。
その後、各プログラム言語について講義を受けたうえで
仕上げとしてチーム何人かで、グループワークを行います。
社会人マナー
社会人マナーを学ぶ講義では、主に電話対応、名刺交換、敬語について学びました。
電話対応: ペアの人と交互に、指定されたテーマに沿って電話対応の練習をします。
名刺交換: 名刺を交換する順番や、受け渡しのやり方の講義を受けた後で、 グループを作り、名刺交換の練習をします。
敬語: 尊敬後や謙譲語の違い、使い方についての 講義を受けました。 謙譲語や尊敬語の違いを区別するのが難しかったです。
初めてのプラグラミング
プログラミング未経験の新人4名で、プログラミングという未知の世界へ飛び込みました。
OFF-JTで最初に学んだHTML/CSSには、なんとかついていくことが出来ました。
しかし、Javaへと移った途端に見たことのない文字列を目の当たりし「なるほど、これはだめなやつだ」と正直思いました。
少しでも理解すべく講師の方の説明に食らいつくように聞き、不明点があれば周りの初対面の人に質問を重ねました。
そのおかげでプログラミング言語の理解よりも先にコミュニケーション能力と質問力が身に付きました。
休憩時間
講義は楽しかったのですがお弁当の時間はオアシスでした。
受講している時は席が近い訳ではありませんので同期と話せるのはお弁当の時間だけだったからです。
分からない部分の共感や雑談、相談、色々なことを話し、気分転換になりました。
同期がいなかったら心細かったと思うので、同期がいてくれて良かったと感じる瞬間でした。
グループワーク
残りの1カ月になると5人グループに分かれ、学んだJava,Oracle,HTML/CSSを実践するというグループワークがありました。
グループごとで決めたテーマを元にWebページを作成していくというものです。
私のチームではそれぞれ一つずつテーマを出し合い多数決で「車」のホームページを作成することに決定しました。
ページのメインのカラーを決めるほかに、画像をどのように表示するなどの話し合いをします。
決定した内容と処理の役割分担を詳細設計までとはいきませんが簡単にシートに記述していきます。
1日の作業の終わる時は、講師の方に進捗報告をします。
進捗報告で心掛けていたことは、正確に進捗報告が出来るということです。
研修前: 「〇〇ページ~〇〇ページまで進みました」と報告達成出来なかった場合は「達成出来なかった理由、次はどう対処するか」を報告するようにしたら把握しやすいという指摘をいただきました。
研修後: 「〇〇%達成し、次は△△%まで行いました」と具体的な数字を出して報告
すぐに実践できた訳ではありませんでしたが、数をこなすにつれて徐々に出来るようになり、最後は褒めていただくことが出来ました。
今思えば、この一連の工程は業務でも実践している内容なので 大切だったんだなと実感しています。
身に付いたこと
最も身に付いたと実感しているのは、コミュニケーション能力です。
初対面の方とペアを組んで課題に取り組むことが多く、また講師の方と話す機会も多く設けられていたからです。
コミュニケーションの中の一つともいえる進捗報告も入社前研修を受けていた時よりは上達したのではないかと思います。
プログラミング言語については、正直身に付いたとまでは言えませんが、どうようなものかという外枠は理解することが出来ました。
最後に
ITスクールは高校生活の様でした。
朝は日直が挨拶運動、昨日の出来事を話し、お昼休憩はゴミの回収が行われていました。
また、席替えなども行われていた為、本当に高校時代に戻ったみたいで楽しかったです。
楽しい反面、プログラミング言語は覚えるものが多く途中で挫折しそうになる時もありますが、
それと同じくらい出来た時の喜びと達成感があるので楽しいです。
プログラマはプログラム言語を覚えるのはもちろん
正確な情報を伝達するコミュニケーション能力も 必須であることを研修・業務を通して学びました。