「モダンな開発スタイル」というテーマで社内勉強会をしました
こんにちは。開発 2 部 箕浦です。
2025年4月24日に『モダンな開発スタイル』というテーマで社内勉強会を行いました。
当日の様子は下記の弊社のブログに記載しております。
https://dsic.jp/blog/2025/05/seminar250514.html
勉強会の概要
今回の勉強会は、各部署のエンジニアが集まり、最新の開発手法や技術トレンドについて共有する場として企画しました。
全体では以下の3つのセッションで構成されています:
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モダンなWEBアプリ開発(フロントエンド)
SPAやアトミックデザイン、フロント開発における有用なライブラリについて紹介 -
Dockerの紹介
コンテナ技術の基本とその利点、基本的なDockerコマンドの解説 -
マイクロサービス入門
モノリシックアーキテクチャからマイクロサービスへの移行メリットや設計パターン、実装上の注意点についての解説
モダンなWEBアプリ開発(フロントエンド)
私の発表『モダンなWEBアプリ開発(フロントエンド)』では主に以下のトピックについてお話ししました:
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WEB サイトと WEB アプリの違い
従来の静的なWEBサイトと動的なWEBアプリケーションの特徴や用途の違いについて解説 -
SPA とは
Single Page Applicationの概念と従来の多ページアプリケーションとの違い、メリットとデメリット -
アトミックデザイン
原子・分子・有機体・テンプレート・ページという5段階の設計手法とコンポーネント開発における有用性 -
Headless UI
見た目とロジックを分離したUIライブラリの考え方と実装の柔軟性について -
Tailwind CSS
ユーティリティファーストCSSフレームワークの効率性と開発スピード向上のメリット -
shadcn/ui
美しくカスタマイズ可能なコンポーネントライブラリの紹介と実際の実装例 -
Storybook
UIコンポーネントの開発・テスト・ドキュメント化のための統合環境と開発フローの改善効果
使用した資料の抜粋です
Dockerの紹介
Dockerのセッションでは、コンテナ技術の基礎から実践的な使い方まで、以下のトピックが紹介されました:
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Dockerとは
コンテナ技術の概要と従来の仮想化技術との違い、Dockerの基本概念 -
ライフサイクル
Dockerのビルド、配布、実行のライフサイクル -
イメージのビルド
Dockerイメージのビルド方法 -
コンテナの実行
docker runコマンドのオプションと使い方 -
コンテナの中に入る
実行中のコンテナへの接続方法 -
データの永続化について
ボリュームとバインドマウントの違いと使い分け、データ永続化の方法
使用した資料の抜粋です
マイクロサービス入門
マイクロサービスセッションでは、モノリシックからマイクロサービスへの移行とその実践について、以下のトピックが紹介されました:
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マイクロサービスとは?
モノリシックアーキテクチャとの比較と、マイクロサービスの基本概念の解説 -
マイクロサービスの原則
サービス毎のデプロイ、サービス毎のデータベース、サービス毎の実装手段の設計原則 -
マイクロサービスの設計
マイクロサービスを設計する5つの方法 -
マイクロサービスの実装
マイクロサービスの実装例の紹介 -
各論:マイクロサービスのトランザクション
分散トランザクション管理、Saga パターン等トランザクションについて -
各論:マイクロサービスの稼働率
冗長化による可用性の違い -
各論:マイクロサービスのロギング
ログの一元化
使用した資料の抜粋です
今後の展望
今回の勉強会を通じて、スピーカー側も改めて自分の知識を振り返り、わかりやすく伝えることの難しさを実感しました。 今後も最新技術のキャッチアップを続け、より良いプロダクト開発に貢献していきたいと思います。
発表資料は社内NIコラボに公開していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
次回の勉強会も楽しみにしています!