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AIエージェントにサイトマップを作ってもらう

野村
ディアシステム(株)開発一部第2課

昨今様々なAIが登場しており、みなさんも業務で活用されていると思いますが、
その中で今回は「AIエージェント」を紹介します。

AIエージェントとは、Googleによると
”人間が与えた目標を達成するために、自ら状況を判断・計画し、さまざまなツールを自動的に利用してタスクを実行する自律的なソフトウェアシステムです。単にテキストを生成する従来の生成AIとは異なり、外部ツールと連携して複雑な問題を解決し、継続的に学習・適応していく点が特徴です”

とのこと。

この分野も「manus」「Gamma」「Felo」などなどいろいろありますが
今回は「Genspark」でサイトマップの作成(Excel)を試してみます。

サイトリニューアルなどを行う際、
現行サイトのサイト構成を調べる必要があります。
ツールはあるのですが、サイトの構造はサイトごとに様々なので完全にこなしてくれるわけではありません。
果たして「AIエージェント」はどこまでやってくれるのか?

ここではGensparkについての解説は省きます。

無料プランで使用します。
毎日200クレジットが付与されるようです。

URLだけでやらせてみる

まずはどの程度の処理をしてくれるのか敢えて単純な内容でお願いしてみます。
弊社サイトでやってみましょう。

https://www.dsic.jp/ のサイトのサイトマップをエクセルで作成してください」

画像1

Pythonで処理するようです。これ以降、処理内容を逐一報告してくれますがここでは割愛します。

画像2

作成してくれました。

画像3

サイトマップをダウンロードしてみます。

画像4

悪くはないですね。

  • 階層構造:レベル0〜3の階層で整理
  • ハイパーリンク:各URLはクリック可能なリンク付き
  • 視覚的な区別:レベルごとに異なる色とフォントスタイルを適用
  • 詳細説明:各ページの説明を記載

といったことまで処理してくれています。
ページ内リンクについてまでも拾い上げて項目に作成してくれていますね。
ここは無くてもよいところです。

●もう少し改善してみたいですね。

下記をお願いしてみます。

  • 列には連番を振ってください。
  • 階層ごとに列を分けて視覚的に階層構造が把握できるようにしてください。

画像5

無料プランでは200クレジットをここで使い切ってしまったようです。。。
どこでどれだけクレジットを消費しているかわからないので言い値ですねw
また明日。

では続きをやってみます。

画像6

作成してくれました。
改善点はいろいろありますが一旦本日はここまで。

画像7

最後に

サイトマップの作成は他にも「manus」なども含め、実は何度も使用しているのですが、中規模サイト以上だと、サイトの構築の仕方によってはページが取れていなかったり、誤ったページURLが示されたりすることもありました。
具体的な指示を繰り返せば通常業務で使っている仕様に近い精度までは仕上げてくれます。

また、AIエージェントそのものはもちろん、外部ツールも使用するので入力する内容に秘匿性が高いものや、個人情報を扱う場合は注意が必要、というか避けるべきかなと思っています。
まだまだこちらのプロンプトにも改善の余地がありますが、企画提案書のドラフト作成やアイデア出しなど様々な業務に応用はできそうです。

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