ビジネスマネージャー合格体験記
はじめに
会社から管理職向けに推奨されている資格「ビジネスマネージャー検定」に挑戦し、その過程をまとめます。
コロナの影響で、自宅で受験できるIBT(Internet Based Testing)形式が導入されたため、今回はその形で受験しました。
試験の概要
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資格の対象者
主に企業の管理職やマネジメント層を対象とした資格ですが、一般職の方でも受験可能です。 -
資格概要
ビジネスマネージャー検定は、組織運営や人材育成、業務管理など、マネジメントに必要な知識を体系的に学ぶことができる資格です。 -
試験内容
選択式の問題で構成されており、マネジメントに関する幅広い分野から出題されます。
試験時間:90分
出題数:40問
合格ライン:70点以上
試験の特徴
試験の内容的には難しくはなく、一般的な知識で回答できる問題と、知っていなければ回答できない問題があります。
出題方法としては、他の試験より難しいと感じました。
その理由として、選択問題の形式が「正解の組み合わせを選ぶ」というもので、選択肢が6~12個程度用意されており
運での正答率が下がるため、問いに対する正しい理解がないとほぼ正解できない点です。
試験勉強
基本的には、公式のテキストと過去問集の2冊をベースに勉強しました。
公式テキスト
テキスト全体を読み切って理解するには時間がかかるため
先に過去問を解いて、わからないワード・問題があればテキストやネットを理解するといった方法を取りました。
不正解の問題番号を控えておき、間違えた問題集を2周ほど繰り返すことで覚えていきます。
試験本番対策
- 40問90分ということで1問2分ちょっとのペースで解いていく必要があるため、少しでも悩むと思った場合一次回答を行いすぐ次の問題へ
- 「損益計算表」のテーマでは、計算が必要になるため基本的には即一次回答し時間があれば考える
- IBT形式の場合は、事前にシステムチェックや条件・禁止事項を確認する
IBTについて
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良いところ
- 自宅で受験できるため、移動の手間が省ける
- 自分のペースで受験できる(時間帯の選択が可能・周りの音などに左右されず集中できる)
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悪いところ
- ネット環境やPCの不具合があると受験に支障が出る
- トイレによる途中退出・回線の不調による回線切断は不合格となる
- IBT形式の受験条件を整えるのに苦労する(机上にPC以外何も置かないなど)
最後に
最初は「マネージメントについての資格なんて…」と思っていましたが、
資格勉強を通じて、自分が持っていない考え方や知識を得られて、自分の成長につながりました。
個人的には、管理職はもちろんのこと、一般職の方が勉強するだけでも良い資格試験だと感じました。
また、資格試験・勉強も一度受けてみると、自分の中でハードルがグッと下がり、
他の技術系資格も挑戦してみようと思っています。