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AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト (SAA) の合格体験記

箕浦
箕浦
開発二部

こんにちは。開発 2 部の箕浦です。

ディアシステムでは、AWSパートナーティアと呼ばれるランクの取得を目標に掲げており、
その一環としてAWS認定資格の取得を推進しています。

このたび、無事ソリューションアーキテクト - アソシエイト (SAA) 試験に合格することができましたので、
簡単ではありますが合格までの道のりを綴ります。

まず、AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト (SAA) について簡単に説明します。

資格の位置づけ:

SAAはAWS認定資格の中でも最もポピュラーな資格の一つで、アソシエイトレベルに位置づけられています。

対象者:

約1年程度のAWSアーキテクトとしての実務経験を持つエンジニアを想定。

試験内容:

  • 試験時間: 140分
  • 問題数: 65問(択一選択問題と複数選択問題)
  • 合格点: 1000点満点中720点以上

出題分野:

  • セキュアなアーキテクチャの設計 (30%)
  • 弾力性に優れたアーキテクチャの設計 (26%)
  • 高性能アーキテクチャの設計 (24%)
  • コストを最適化したアーキテクチャの設計 (20%)

必要なスキル:

  • AWSの主要サービス(コンピューティング、ネットワーキング、ストレージ、データベース)の理解
  • セキュリティ、信頼性、パフォーマンス効率、コスト最適化を考慮したアーキテクチャ設計能力
  • AWSのベストプラクティスとWell-Architectedフレームワークの理解

資格のメリット:

  • AWSに関する幅広い知識の証明
  • キャリアアップや昇進のチャンス拡大
  • 顧客からの信頼性向上
  • AWSパートナーシップ取得への貢献

SAAは、AWSクラウドの基本的な設計原則から実践的なアーキテクチャ設計まで、幅広い知識とスキルを要求する資格です。
この資格を取得することで、AWSクラウドを活用したソリューション設計能力を証明できます。

AWS認定資格の必要性とメリット

AWS認定資格を取得することには、以下のようなメリットがあります:

  • AWSサービスに関する包括的な知識の習得
  • クラウドアーキテクチャ設計スキルの向上
  • キャリアアップや昇進のチャンス拡大
  • 顧客からの信頼性向上
  • AWSパートナーシップ取得への貢献

特に、SAAは多くの企業で重視される資格であり、クラウドプロジェクトにおいて重要な役割を果たします。

合格までの道のり

使用した教材

  1. Udemy 【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座

今回上記のUdemyのみで挑みましたが、これだけで合格するにはさすがに厳しいと思われます。
私の場合、ある程度のAWSの知識がありましたので、ハンズオンは特に必要なかったのですが、 AWSに触れたことがない方であれば、ハンズオン&専門の参考書での学習をおすすめします。

学習のポイント

  1. ユースケースに応じたAWSサービスの特徴と違いを理解する

    • 各サービスの特性を把握し、適切な選択ができるようにする
  2. Well-Architectedフレームワークを理解する

    • AWSのベストプラクティスを学び、設計の基本を押さえる
  3. 模試で75%以上の正答率を目指す

    • 本番試験の合格ラインを意識して学習を進める

学習時間と戦略

総学習時間は約44時間でした。効率的に学習を進めるために:

  • アウトプット(問題演習)に4時間
  • インプット(講義視聴など)に40時間

を費やしました。
YouTube動画(AWS Black Belt Online Seminar)も活用し、音声での解説を聞くことで効率的に学習を進めました。

試験後の感想

思っていたよりもかなり難しかったと思います。
聞いたことのないサービス名がちらほら出てきており
最初の15問くらいが難易度高めで、受験者の出鼻をくじいてくるような問題が集中していたと思います。

SAA取得により、AWSサービスの理解が幅広く深まり、クラウドアーキテクチャの設計スキルが向上しました。
この資格は、弊社のAWSパートナーティア取得に向けた重要なステップとなりました。

今後は、取得した知識を実務に活かすとともに、さらに上位の認定資格にもチャレンジしていきたいと考えています。
AWS認定資格の取得は、個人のスキルアップだけでなく、会社全体の技術力向上にも大きく貢献すると実感しています。